生活リハ!片手でサランラップを切る方法

ども、どうも〜アイデアわくわくリハビリの山口です!
今日は、片手でサランラップを切る方法をご紹介しますね。

脳梗塞後遺症を呈したときの日常生活

脳梗塞後遺症の影響で十分に腕や足を動かせないと普通に日常生活を送ることは難しくなりますよね。
その難しさの種類はたくさんあります。
食事や入浴やトイレや炊事や掃除などなどあります。
その中でも炊事で難しいと感じる動作の1つ、片手でサランラップを切るという動作があります。
今日は片手でサランラップを切る方法をご紹介したいと思います。

そもそも片手での日常生活を送るということは大変です。
大変という意識(思考)が働くと生活を送ることはより難しくなっていきます。
しまいには『片手だからできません』という判断をしてしまいます。
その後は、挑戦しようという気持ちがどんどん失われていきます。
挑戦もしていないのに諦めてしまうということは非常にもったいないです。
それに加えて他の日常生活動作にも影響していきます。
まずは、そのような思考や感情にならないようにすることが大事ですね。
なので、できる体験、できる体験の繰り返しをすることで思考や感情をプラスにしやすいです。
できないという思考や不安などを減らすことはストレスは減らすことにつながります。
そして、失敗の捉え方を変えることが大事ですね。
失敗とは、何か物事が達成できなかったら失敗!
とするのではなく、物事が達成できなかったという事実があるというふう捉えるようにしましょう。
日常生活はいろんな動作の連続でなりたっています。
そして、色んな場面で課題に出くわすのです。
だから失敗にでくわす機会が多いので、その都度、失敗と捉えていたら大変です。
疲れてしまいます。意欲が低下してしまいます。
だから、失敗を失敗と捉えるのではなく、うまくできなかった事実としてとらえましょう。
または、うまくやれるチャンスが残っていると捉えるようにしましょう。
それでは、片手でサランラップを切る方法に移っていきましょう。

準備物

まな板と滑り止めとクレラップと皿を用意します

手順

動画

カインズホームのサランラップケース

注意事項とオススメ

片手での動作は難しいですが、繰り返すことで改善できることを信じて取り組んでいきましょう。

サランラップにはいろんな種類があります。

安いのは切りにくいのが多いです。

サランラップの中でもクレラップが切歯がVの字になっているのできりやすいです。

クレラップをオススメします。

それとカインズホームのサランラップケースでは、引っ張った状態で蓋を閉じると

サクッと切れます。

これもオススメです。

まとめ

片手で作業活動を行う時は物を固定することが重要になってきます。
固定できると作業がしやすくなります。
なので、片手でサランラップを切る時は、まな板や滑り止めを活用して環境調整することで皿が動きづらくなりサランラップを切る動作がしやすくなります。
それと注意してほしいことがありましたね。
それはやる前から『できない』と決めつけないことです。(あきらめないことです)
片手での動作は難しいです。
人は声掛けでやる気が変化するということです。
難しい時に『難しいですもんね』というと難しいと認識してしまいます。
だから、その時は『やりがいがありますね』や『頑張ってみましょう』と声かけていきましょう。
そうすることで物事を肯定的に捉えやすくなります。
つまり、行動変容を促しやすいのです。
支援者も対象の方の良い部分を伸ばしやすい方法やアイデアが浮かびやすくなります。
生活リハの訓練を行う時は、
・環境調整をする
・できないと言わない
をすることでできることが増えたり、新しい発見があります。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。