会場を盛り上げる人は、たくさんいます。
でも、「その人がいるだけで、挑戦した人まで輝き始める」。そんな人は、そう多くありません。
髙橋まちゃぴろさんは、まさにそんな人です。
第2回レクリエーションNo.1決定戦2026の会場に来てくださったまちゃぴろさん。発表者の魅力を全力で伝え、会場に集まった皆さんへの敬意と感謝を言葉と行動で示し、会場全体の温度をグッと上げてくれました。
その姿を見て、私は思いました。
「ああ、この人は自分が目立ちたいんじゃない。挑戦する人を心から輝かせたいんだ」と。
熱い。とにかく熱い。
ただし、その熱さは自分だけが燃え上がる熱さではありません。周りの人の心にまで火をともす熱さです。
今回は、介護福祉業界の魅力を発信し続ける髙橋まちゃぴろさんについて、公式サイト、YouTube、書籍、そして実際に会場で感じた姿から、たっぷりと紹介します。
目次
- 1 「介護福祉業界の革命家」と名乗る覚悟
- 2 無資格・未経験から、介護を生涯の仕事へ
- 3 弟さんとかわした「最高の介護施設をつくろう」という約束
- 4 株式会社晃希が目指す、地域全体の幸せ
- 5 YouTubeは、介護の魅力と現場の現実の両方を伝える場所
- 6 「介護の仕事ってステキ」を、日本の常識に
- 7 「言っている」だけではない。自ら舞台をつくる人
- 8 レクリエーションNo.1決定戦で見た、応援する力
- 9 「人を輝かせる人」こそ、本当に強い
- 10 書籍『介護兄弟』に記された、魂の道のり
- 11 もう一冊の著書『#発信力経営』
- 12 経営者、介護福祉士、講演家、YouTuber。でも軸は一つ
- 13 介護業界を盛り上げるのは、一人のスーパーヒーローではない
- 14 山口健一から、まちゃぴろさんへ
- 15 まずは動画を一本、見てほしい
- 16 まちゃぴろさんの姿から、私たちが持ち帰れる五つのこと
- 17 レクリエーションと介護の魅力発信は、同じ方向を向いている
- 18 熱量は、声の大きさではなく、行動の量に表れる
- 19 介護を知らない人にも、まちゃぴろさんを知ってほしい
- 20 まちゃぴろさんの活動が一目でわかるlit.link
「介護福祉業界の革命家」と名乗る覚悟
まちゃぴろさんのYouTubeチャンネル名は、「介護福祉業界の革命家 髙橋まちゃぴろ」。
いや、すごい名乗りです。「革命家」ですよ。普通なら、ちょっと遠慮して「介護の魅力を発信する人」くらいにしたくなるところです。
でも、まちゃぴろさんは「革命家」と言い切る。
この言葉は、目立つための飾りではないと思います。介護に対する世間の見方を変えたい。現場で働く人が自分の仕事を誇れる業界にしたい。「大変」「きつい」「給料が安い」というイメージだけで語られがちな介護の仕事に、「喜び」「誇り」「人の人生に関わる尊さ」があることを伝えたい。
その覚悟が「革命家」という言葉に込められているのだと、私は受け取りました。
2026年10月18日現在、YouTubeには登録者約6.05万人、454本の動画があります。これは、一度のバズではつくれない数字です。
一本撮って終わりではない。伝えて、また伝えて、それでもまだ伝える。その積み重ねが、454本という数字に表れています。
無資格・未経験から、介護を生涯の仕事へ
まちゃぴろさん、本名は髙橋将弘さん。
公開されているプロフィールによると、23歳の時、車の板金塗装工から介護福祉の現場に無資格・未経験で飛び込まれました。
そこで、人に「ありがとう」と喜んでもらえる仕事にやりがいを感じ、介護福祉を生涯の仕事にすると決めた。そして介護福祉士の国家資格を取得されています。
人生は、最初から一本のレールが見えているわけではありません。
まちゃぴろさんも、最初から介護経営者やYouTuberになる未来が全部見えていたわけではないでしょう。
目の前の人に喜んでもらえた。そこに自分の仕事の意味を見つけた。その実感が、次の一歩へつながった。
この出発点は、現場で働く私たちにも大きな力をくれます。
「最初から凄い人だったから、ここまで来られた」のではありません。目の前の人のためにできることを全力でやる。その積み重ねが、今の活動につながっているのだと思います。
弟さんとかわした「最高の介護施設をつくろう」という約束
まちゃぴろさんの活動を知るうえで、弟さんの存在は欠かせません。
公開プロフィールには、8歳年下の弟さんと「いつか自分たちの理想の介護施設を立ち上げよう」と語り合っていたことが紹介されています。
しかし、弟さんは21歳で白血病を患い、2年間の闘病生活の末、23歳で亡くなられました。
ここは、軽々しい言葉で語れることではありません。
大切な人を失う悲しみ。一緒に描いた未来が、突然手の届かない場所へ行ってしまう感覚。それがどれほどのものか、他人である私に全てわかるとは言えません。
ただ、まちゃぴろさんは、その約束をそのままにしませんでした。
会社名を「株式会社晃希」とし、弟さんの名前を掲げ、今も一緒に夢を追い続けています。
夢をかなえるというと、どうしても「自分の成功」という言葉が前に出がちです。
でも、まちゃぴろさんの歩みには、大切な人とかわした約束を生き続ける、という力強さがあります。
設立した会社を経営し、現場を守り、人を育て、発信を続ける。約束は思い出の中にしまっておくものではなく、日々の仕事の中で形にし続けるものなのだと教えられるようです。
株式会社晃希が目指す、地域全体の幸せ

株式会社晃希の公式サイトには、「あなたの夢が地域を幸せにする」というメッセージが掲げられています。
とても良い言葉です。
介護は、一人の利用者さんだけで完結する仕事ではありません。その方を支える家族がいます。現場で働くスタッフがいます。医療・福祉の専門職がいます。そして、その施設が存在する地域があります。
まちゃぴろさんが発信しているのは、介護が必要な方を幸せにすること。介護する家族も幸せにすること。そこで働くスタッフも幸せにすること。そのような事業所が地域にあることで、地域全体を幸せにしていくことです。
言葉だけで言えば、理想に聞こえるかもしれません。
でも現在は群馬県前橋市で、住宅型有料老人ホームやデイサービスセンターなど、3施設8事業所を運営しています。理想を語るだけでなく、雇用し、育て、組織を運営し、毎日の支援を続けている。
「想いを現場に落とす」のは、言うほど簡単ではありません。だからこそ、それを続けている事実に重みがあります。
YouTubeは、介護の魅力と現場の現実の両方を伝える場所

まちゃぴろさんのYouTubeチャンネルは、元気やポジティブな言葉だけを並べるチャンネルではありません。
介護現場の人間関係、施設長に必要な考え方、組織づくり、スタッフとのコミュニケーション、介護の本質、仕事を楽しむとはどういうことか。そうしたテーマに、ご自身の経験を交えながら向き合っています。
人気動画の中には、生活保護の制度や老人ホームへの入居など、暮らしに直結する情報もあります。一番再生されている動画は71万回以上視聴されています。
ここが、まちゃぴろさんの発信の大きな魅力です。
「介護って素晴らしい」という理想だけを語るのではない。制度のわかりにくさ、組織の難しさ、人間関係、現場で起きる失敗まで、具体的なテーマとして表に出す。
夢を語ることと、現実を見ること。
どちらか一方ではなく、両方を大切にしているからこそ、現場で働く人に届くのだと思います。
「介護の仕事ってステキ」を、日本の常識に
まちゃぴろさんの発信を追っていくと、何度も出会う大切なメッセージがあります。
「介護の仕事ってステキを、日本の常識に」という想いです。
これは、簡単な挑戦ではありません。
介護の仕事は、人の命と生活を支える責任ある仕事です。忙しさもあります。迷うこともあります。人手不足や待遇、育成、離職など、業界が抱える問題は現実に存在します。
それでも、問題があることと、仕事に魅力があることは両立します。
目の前の人の表情が変わった瞬間。「ありがとう」と言ってもらえた瞬間。その方らしい暮らしを、チームで支えられた瞬間。家族の不安が、少しだけ安心に変わった瞬間。
そうした瞬間の積み重ねが、介護の仕事の価値です。
何も知らない人に「介護は素晴らしい」と言っても、それだけでは常識は変わりません。
介護職自身が仕事に誇りを持つ。その誇りを自分の言葉で語る。受け取った人が、介護の見方を少し変える。その小さな変化が日本中に広がって、やがて常識になっていく。
まちゃぴろさんの発信は、その変化を本気で起こそうとする活動だと思います。
「言っている」だけではない。自ら舞台をつくる人
情報発信を続けるだけでも、すごいことです。
しかし、まちゃぴろさんは発信だけにとどまりません。
講演活動を行い、介護の魅力を伝えるイベント「ベスト介護JAPAN」を開催し、介護現場で働く人が自分の経験や仕事の魅力を自分の言葉で届ける舞台をつくっています。
これは、とても大きな意味を持っています。
介護業界を盛り上げたいなら、一人の有名人だけが話し続けるより、現場にいる多くの人が声を上げられる方が強い。
語る人が増えれば、介護の物語は一色ではなくなります。若手の視点、ベテランの視点、経営者の視点、現場職員の視点、家族の視点、そして地域の視点。それぞれの経験が集まって、介護の本当の姿が見えてきます。
人の挑戦を応援し、人が語る舞台をつくる。
それが、レクリエーションNo.1決定戦で私が見たまちゃぴろさんの姿と、強く重なります。
レクリエーションNo.1決定戦で見た、応援する力
第2回レクリエーションNo.1決定戦2026は、レクリエーションを発表する人たちが主役の舞台です。
だからこそ、応援する人の姿勢が会場を大きく変えます。
まちゃぴろさんは、発表者の魅力を全力で伝えてくれました。会場に集まった観客の皆さんに対する敬意と感謝を、言葉と立ち居振る舞いの両方で示してくれました。
そして、参加者だけでなく、私たちスタッフまで元気にしてくれました。
イベントの裏側には、準備があります。練習があります。時間調整、連絡、機材、動線、細かな確認。表からは見えない準備が山ほどあります。
本番当日には、発表者も緊張します。これまでの努力を、限られた時間で届けなければなりません。
そんな時、客席や会場全体から「あなたを応援している」という空気が伝わってきたら、どれほど心強いでしょうか。
まちゃぴろさんは、その空気を本気でつくってくれました。
「いいね」の合言葉は常に肯定的。挑戦した人の良さを見つけ、言葉にし、周りに伝える。
応援は、ただ拍手をすることではありません。その人の挑戦を見つけ、受け止め、認めることです。
その応援の力が、会場を大きな一つのチームにしてくれたのだと思います。
「人を輝かせる人」こそ、本当に強い
自分が話す。自分が注目される。自分の数字が伸びる。
これらは、発信者にとって大切なことです。
でも、本当に強い人は、自分の光を強くするだけではありません。周りの人にも光を当てます。
まちゃぴろさんは、人の挑戦を言葉で支えます。人の良さを大きな声で伝えます。そして、一緒に盛り上がれる場所をつくります。
これは、介護の現場にも必要な力です。
利用者さんの良さを見つける。スタッフの努力を見つける。忙しさの中で当たり前のように行われている良い支援を見つけ、言葉にする。
良さは、黙っていても広がりません。見つけて、言葉にして、伝えて、初めて周りの力になります。
会場でまちゃぴろさんを見ながら、私は「応援するというのは、こういうことなのか」と改めて感じました。
書籍『介護兄弟』に記された、魂の道のり

まちゃぴろさんは、2025年7月に『介護兄弟 兄ちゃん! 介護の仕事って最高だね! 〜果たせなかった約束〜』を出版されています。
出版社は鴨ブックス、274ページ。著者名は髙橋将弘さんです。
書籍の紹介文には、「最高の介護施設を作ろう!」と白血病で急逝した弟さんとかわした約束を守るために歩んだ、その道のりを記した本だとあります。
一冊の本を書くには、過去をふり返らなければなりません。
楽しかったことだけではなく、苦しかったこと、失敗したこと、思い出すだけで胸が痛むことにも、もう一度向き合う必要があります。
それを、自分の中だけに留めない。読者に届く形にする。
そこにも、まちゃぴろさんらしい「伝える覚悟」を感じます。
介護の仕事に携わっている人はもちろん、仕事の意味を見失いかけている人、大切な人との約束を胸に歩いている人、自分の人生をもう一度前へ進めたい人にも、届く一冊だと思います。
▶ Amazonで『介護兄弟 兄ちゃん! 介護の仕事って最高だね!〜果たせなかった約束〜』を見る
※上記はAmazonアソシエイトのリンクです。
もう一冊の著書『#発信力経営』
まちゃぴろさんには、『介護福祉系人気YouTuberが教える!人材獲得・離職率ゼロを叶える #発信力経営』という著書もあります。
介護業界では、人材不足が大きな課題です。
ただ求人票を出す。条件を比べる。給与や休日の数字だけで勝負する。それだけでは、志ややりがいに共感する人との出会いにはつながりにくい。
その施設は、何を大切にしているのか。どんな人が働いているのか。利用者さんのために、どんな挑戦をしているのか。働く人はどのように成長できるのか。
それを伝えて初めて、人は「ここで働きたい」と思えます。
発信は、見栄えを良くするための宣伝ではありません。自分たちの理念と現場を、必要な人に正直に届けることです。
YouTubeの積み重ね、会社経営、採用、育成、講演、イベント。これら全てを実践してきたまちゃぴろさんだからこそ、「発信力経営」という言葉に実感があります。
経営者、介護福祉士、講演家、YouTuber。でも軸は一つ
まちゃぴろさんの活動は多岐にわたります。
株式会社晃希の代表取締役。介護福祉士。介護支援専門員。認知症介護指導者。認知症ケア上級専門士。社会活動。講演活動。YouTube発信。書籍執筆。イベント主催。
これだけ並べると、「いったいいつ寝ているんですか!」と聞きたくなります。
でも、やっていることは多く見えても、軸は一つです。
介護福祉の仕事の魅力を伝え、この業界と地域をもっと幸せにすること。
動画はそのための手段です。講演も、書籍も、イベントも、会社経営も、同じ方向を向いています。
活動の数ではなく、その全部が同じ使命につながっている。
だから、言葉がぶれない。だから、行動に説得力がある。
介護業界を盛り上げるのは、一人のスーパーヒーローではない
介護業界を変える。
そう聞くと、特別な力を持った一人のスーパーヒーローが、何か大きなことをやってくれるイメージを持つかもしれません。
でも、実際に業界を変えるのは、現場にいる一人ひとりだと思います。
明日、利用者さんへの声かけを一つ変えてみる。同僚の良い支援を見つけて、言葉で伝える。介護の仕事で嬉しかったことを、家族や友人に一つ話す。挑戦している人に拍手を送る。
その小さな行動が集まって、業界の空気を変えます。
まちゃぴろさんの凄さは、「自分が業界を変える人」というだけではなく、周りの人に「あなたも一緒に変えられる」と感じさせることにあります。
その熱が、人から人へと広がっていきます。
山口健一から、まちゃぴろさんへ
まちゃぴろさん、第2回レクリエーションNo.1決定戦に来てくださり、本当にありがとうございました。
発表者の魅力を全力で伝えてくださったこと。
会場に集まった皆さんへ、敬意と感謝を届けてくださったこと。
その言葉や立ち居振る舞いの端々から、大きな感動があふれていました。
参加者の皆さんも、私たちスタッフも、元気をもらいました。
「いいね」を惜しまず、人の挑戦を心から喜び、会場全体を一つにする。
その姿を間近で見られたことは、私にとっても大きな財産です。
介護業界をもっと盛り上げたい。現場で頑張る人が、自分の仕事を誇れる業界にしたい。レクリエーションを通じて、人の生活と人生を豊かにしたい。
方法は違っても、向いている方向は同じだと感じています。
まちゃぴろさん、これからも一緒に介護業界を盛り上げていきましょう!
またお会いできる日を、心から楽しみにしています。
まずは動画を一本、見てほしい
この記事でまちゃぴろさんのことが気になった方は、まずYouTubeの動画を一本見てみてください。
話し方、声の熱、表情、人への向き合い方。
文字だけでは伝えきれないものが、動画にはあります。
そして、その背景にある物語をもっと深く知りたいと思った方は、ぜひ書籍『介護兄弟』を手に取ってください。
サイトには株式会社晃希の活動が、YouTubeにはまちゃぴろさんの言葉と実践が、書籍にはその原点と歩みがあります。
三つをつなげて見ると、「介護福祉業界の革命家」という言葉が、ただのキャッチフレーズではないことがわかります。
大切な人との約束を胸に、現場をつくり、人を育て、声を届け、挑戦する人の舞台をつくる。
その背中が、今日も誰かの心に火をともしています。
そして、レクリエーションNo.1決定戦の会場でその熱を直接受け取った一人として、私はこれからも、まちゃぴろさんの挑戦を心から応援しています。
まちゃぴろさんの姿から、私たちが持ち帰れる五つのこと
ここまで読んで、「まちゃぴろさんだからできるんだ」と感じた方もいるかもしれません。
確かに、会社を経営し、何百本もの動画を公開し、本を書き、大きなイベントを主催することは、誰にでもすぐできることではありません。
でも、その根っこにある姿勢は、明日の現場から私たちも実践できます。
一つ目は、良いと思ったことを、きちんと言葉にすることです。
心の中で「今日の対応、良かったな」と思うだけで終わらせず、「さっきの声かけ、利用者さんが安心していましたね」と伝える。誰かの良さを具体的に言葉にすれば、その人は自分の強みに気づけます。良い支援が偶然で終わらず、チームの文化になっていきます。
二つ目は、挑戦する人を一人にしないことです。
新しいレクリエーションを提案した人、新しい役割に手を挙げた人、研修で発表する人。挑戦する人は、堂々として見えても内心では不安を抱えています。そんな時に「応援しているよ」「準備を手伝うよ」と声をかける人が一人いるだけで、挑戦の意味は大きく変わります。
三つ目は、失敗を隠さず、次の人の学びに変えることです。
まちゃぴろさんの動画には、成功だけでなく、組織運営や現場でうまくいかなかった経験を扱うものもあります。失敗を語るのは勇気が要ります。しかし、失敗を整理して伝えれば、同じ場所で悩む誰かの道しるべになります。
四つ目は、発信を特別な人だけの仕事にしないことです。
発信というと、YouTubeやSNSで何万人もの人に向けて話すことを想像しがちです。でも、今日の出来事を職員同士で共有することも発信です。家族へ支援の意図をわかりやすく説明することも発信です。介護の仕事で嬉しかった出来事を身近な人に話すことも、立派な魅力発信です。
五つ目は、続けることです。
一度だけ熱くなることは、意外とできます。難しいのは、思うような反応がなくても、忙しくても、また次の一歩を出すことです。454本という動画の数は、派手な数字に見えて、その正体は一回一回の地道な積み重ねです。
良さを言葉にする。挑戦する人を支える。失敗を学びに変える。身近なところから発信する。そして、続ける。
この五つなら、私たちも明日から一つ選んで始められます。
レクリエーションと介護の魅力発信は、同じ方向を向いている
私は作業療法士として、そしてレクリエーションや体操を発信する立場として、「楽しい」は決して軽い言葉ではないと考えています。
人が笑う。誰かと同じ時間を過ごす。できなかったことに挑戦する。役割を持つ。応援される。誰かを応援する。
レクリエーションの中には、人が人らしく生きるための大切な要素が詰まっています。
介護の現場では、安全や効率が大切です。もちろん、それらを軽く考えることはできません。
しかし、安全で効率的であるだけでは、その人の一日が豊かになったとは言い切れません。「今日も楽しかった」「あの人と話せて嬉しかった」「自分にもできた」。そのような心の動きがあってこそ、生活には色が生まれます。
まちゃぴろさんが介護の仕事の魅力を伝えることと、私たちがレクリエーションの価値を伝えることは、別々の活動に見えて、同じ方向を向いています。
人を役割や状態だけで見ないこと。その人の中にある力や願いを見つけること。できることを一緒に喜ぶこと。人と人とのつながりをつくること。
だからこそ、レクリエーションNo.1決定戦の会場で、まちゃぴろさんの応援があれほど自然に響いたのだと思います。
レクリエーションの技術だけを競う場ではありません。人を楽しませたい、現場を良くしたいという発表者の想いを受け取り、みんなで応援する場です。
まちゃぴろさんが持つ「人の魅力を見つけ、大きく伝える力」は、その場の目的とぴったり重なっていました。
熱量は、声の大きさではなく、行動の量に表れる
「熱い人」と聞くと、大きな声や勢いのある話し方を思い浮かべるかもしれません。
まちゃぴろさんは、確かに声にも言葉にも勢いがあります。
しかし、本当の熱量は声の大きさだけでは測れません。
現場を運営すること。スタッフを育てること。発信を続けること。本を書くこと。講演すること。イベントをつくること。そして、自分のイベントではない場所へ足を運び、挑戦する人を応援すること。
言葉の後ろに、行動があります。
しかも、その行動は一日だけではありません。何年にもわたって続いています。
誰でも、調子が良い日には前向きな言葉を言えます。大切なのは、忙しい時、結果が出ない時、失敗した時にも、目指す方向へ戻ってくることです。
まちゃぴろさんの熱さが多くの人に伝わるのは、言葉と行動が同じ方向を向いているからでしょう。
だから、会場での一言にも重みがある。
「いいね」と言う時、その裏に何百回もの挑戦と応援の経験がある。発表者を称える時、自分自身も人前に立ち、失敗も批判も受けながら発信を続けてきた経験がある。
経験を積んだ人が本気で送る拍手は、やはり温かいものです。
介護を知らない人にも、まちゃぴろさんを知ってほしい
この記事は、介護職や福祉職だけに読んでほしい記事ではありません。
家族の介護をしている方。これから介護の仕事に進もうか迷っている学生。身近に介護職の家族や友人がいる方。人を育てる立場にいる方。何かを発信したいけれど、最初の一歩が出ない方。
そのような方にも、まちゃぴろさんの活動を知ってほしいと思います。
なぜなら、まちゃぴろさんが伝えているのは、介護の知識だけではないからです。
大切な人との約束をどう生きるか。自分の仕事にどう意味を見つけるか。失敗した時にどう立ち直るか。仲間をどう応援するか。思いをどのように言葉にして届けるか。
これは、業種を越えて多くの人に関わるテーマです。
介護の仕事を知らない人が動画や本に触れ、「介護って、こんなに人間的で、こんなに創造的な仕事なんだ」と気づく。その気づきが、介護職への見方を変えます。
見方が変われば、現場で働く人にかける言葉も変わります。家族として介護サービスを利用する時の関わり方も変わります。将来の仕事として介護を考える若者が増えるかもしれません。
業界の魅力発信は、採用のためだけに行うものではありません。介護に関わる全ての人が、お互いを理解しやすい社会をつくるために行うものです。
まちゃぴろさんの発信は、その大きな入口になっています。
まちゃぴろさんの活動が一目でわかるlit.link
まちゃぴろさんの発信をまとめて見たい方には、公式lit.linkが便利です。書籍、YouTube、講演、Voicy、Instagram、Facebook、LINE、株式会社晃希の公式サイトまで、一つのページからたどれます。
ページの中心に掲げられているのは「『介護の仕事って素敵』を日本の常識に」という言葉。経営者、介護福祉の発信者、そして挑戦する人を応援する人としての活動が、ここにぎゅっと詰まっています。
まちゃぴろさんの活動を知るリンク
- 株式会社晃希 公式サイト
- 髙橋まちゃぴろさん 公式lit.link
- YouTube「介護福祉業界の革命家 髙橋まちゃぴろ」
- Amazon『介護兄弟 兄ちゃん! 介護の仕事って最高だね!〜果たせなかった約束〜』
※AmazonのリンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。








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