いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
福祉や介護や医療の職場で働かれている方々、ご高齢者の皆様のお役に立てるような情報を発信していけるよう日々努力しております。
今回は、新聞紙を使ったタワー系レクリエーションをご紹介します。
小さいお子さんからご高齢者の皆様まで楽しくできるレクリエーションとなっております。
目次
新聞紙でタワー
新聞紙タワーとはどのようなレクリエーションなのか?
新聞紙タワーは、新聞紙を折りたたみ三角形を作り、重ねてタワーを作っていくレクリエーションです。
このような感じでタワーを作っていくレクリエーションです。
詳しくは下記にご紹介します。
新聞紙レクリエーションのメリットについて
新聞紙のレクリエーションのメリットについてお話しておきます。
なんと言っても、新聞紙を使う最大のメリットは0円でできるということ。
とにかく安価でできるということです。
新聞紙は折ったり、ちぎったり、丸めたり、重ねたりといろんな方法で形を変えることができます。
時にはシュレッダーにかけて小さくして工作に活用したり出来ます。
とても便利な材料で馴染みのある材料です。
値段の高いレクリエーション道具を買わなくてもアイデア一つで楽しめます。
とてもオススメの材料です。
準備物
- 新聞紙
- セロテープ
新聞紙タワーの三角形の作り方
新聞紙タワーで使う三角形の作り方をご紹介します。
①新聞紙1枚を使います。
次に広げます。
次に半分、折り目をつけます。
手前から1/4ずつ折り込みます。
このように長方形を作ります。
両端を中央に向かって半分折り目をつけます。
その後開きます。
片側の端っこを差込口を小さくなるよう折り込みます。
三角ができましたら、図のように差込口をセロテープで補強します。
これを10個前後作成します。
効果
- 巧緻性
- 上肢機能
- 疼痛改善
- 全身の血流改善
- 理解力
- 判断力
- 計算力
- 思考力
- ストレスの発散
プレイ人数
- 個人戦
- 2人一組
- 3人一組
プレイ時間
5分 1回あたり5分くらいが望ましい
場所
フロアのテーブル
ルール
個人戦の場合
まず、新聞紙を10枚配る。
次に長方形の作り方を説明する
次に三角を作成する
一度、積み上げる方法をデモンストレーションする
①「スタート」の合図で新聞紙を長方形に折り込んでいく
②三角を作成する
③三角を交互に積み上げていく
④制限時間内(3分もしくは5分)に新聞紙三角で高いタワーを作る
⑤勝敗は高く積み上げられた方の勝ち
※制限時間内に崩れても積み上げることは可能
角をしっかり織り込むことで土台が安定します。
安定すると高く積み上げることができます。
アレンジルール
新聞紙を半ページ使用し作成すると三角の大きさが1/2の大きさで作ることができる。
注意事項
新聞紙を折込が出来ない場合は折り込んだ新聞紙の三角形を用意してプレイしましょう。
腰痛や肩関節の痛みがある方は無理しないようにしましょう。
タワーの高さが出てくると立つ動作も増えます。立った時にバランスを崩して点灯しないよう注意しましょう。
新聞紙タワーが生活機能向上になるポイントについて
新聞紙の三角形を床から積み上げることで、座位バランスが良くなります。
座位バランスが良くなる理由は、新聞紙の三角形を床に置くという動作を繰り替えることで、体幹筋の向上になりバランスが良くなるわけです。
その結果、日常生活の椅子から立つ・風呂場の椅子からの滑落防止・受診時の座位姿勢保持などに役立ちます。
他にも着替えやトイレ動作、園芸動作などにも役立ちます。
タワー系レクリエーションのご紹介
当ブログでタワー系レクリエーションをご紹介しています。
よろしければこちらも合わせて読んでいただくとタワー系レクリエーションのバリエーションが増えます。
また、工作レクリエーションのヒントにもなると思いますのでオススメします。
オススメのレクリエーション書籍
個人的にオススメのレク書籍をご紹介します。
小集団レクから大集団レクまでいろんなレクが紹介されています。
現場で困った時はこちらの書籍をお手にとってみることをオススメします。
この書籍をもとにあなたらしいオリジナルレクが誕生すると思います。
まとめ
高齢者レクリエーション!生活機能向上になる新聞紙タワーレクリエーションはいかがだったでしょうか?
新聞紙はいろんな形に加工がしやすくレクリエーションの材料では最適です。
それに日常生活に必要な動作をレクの中に盛り込むことで生活リハになります。
楽しめて生活機能向上になる一石二鳥です。
それに工作段階から関わることで、一緒に同じ作業活動をしたという体験がさらにプラスされ感情記憶に残りやすく記憶向上の効果も期待できます。
ですから、ただ、プレイするだけでなく、工作の段階からも楽しめます。
もしくは、工作だけ参加でレクリエーションの鑑賞を楽しむことも良いでしょう。
『自分が作ったレクリエーションの道具で皆さんが楽しんでいる』なんて感じてもらえたら最高ですね。
タワー系レクリエーションはルールがシンプルですので取り組みやすいです。
ですから、認知症があっても折りたたんで積み上げることができれば参加できます。
ルールがシンプルなレクリエーションは出来たという成功体験が多く味わえます。
ぜひ、現場でご自宅でお試しください。
きっといろんな日常生活動作向上に結びつきますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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