高齢者レクリエーション!紙コップを使ったレクで利用者さんが職員さんの名前を覚えられる! ?

いつも読んでいただき誠にありがとうございます。

日常生活を楽しく過ごせるよう日々工夫をしているアイデアわくわくリハビリの山口です!

今日もまたまた身近な物を使って手作りのレクの道具を作りたいと思います。

今回は、紙コップを使ったレクリエーションをご紹介したいと思います。

考案について

今回のレクリエーションではアイキャッチ画像を見てわかるように紙コップを使うんですよ。

以前の記事で記憶力があがる紙コップレクをご紹介しましたのがコチラ

認知症予防!楽しく想起訓練ができる紙コップ神経衰弱!です。

こちらも合わせて読むことをオススメします。

その理由は、読むことでレクのアイデアや提供方法のバリエーションが増えるからです。

それで、今日ご紹介するレクは紙コップを使う神経衰弱なんです。

なぜ、カードではなく紙コップかと言いますと、ご高齢になると指先の力が弱くなりカードをめくることが難しくなってくるので、『つまんで』ひっくり返えしやすい紙コップを採用しました。

また、紙コップは積み重ねて片付けられるので場所もとりません。

認知症予防には、想起訓練が効果的ですと言われています。

何かしらの記憶を反復して思い出すという作業活動をすることで脳は活性化するのです。伝達神経も増えます。

それにですよ。

デイサービスの利用されている高齢者の皆さんが体験していることがあります。

それは、

職員の名前や利用者の名前を覚えて言えない!

(※介護施設を利用されているすべての方ではありません)

こんな時は不安になりますよね。

不安にさせてはいけませんね。

ましてや、『〇〇ですよ。覚えてくださいね。』なんて言うと利用者の人は焦りますよね。

高齢者の皆さんは、年齡とともに記憶力が低下してきます。

名前を覚えることは難しいのです。

ちょっと考えてみてください。

週に2回のデイサービスを利用して、何回名前を呼ぶ機会があるでしょうか?

そんなにありませんよね。

それにデイサービス利用中に何回もスタッフの名前を呼ぶでしょうか?

きっと、名前を思い出したくても思い出せなくて『先生』とか『お兄さん、お姉さん』と気を使って呼んでくれていることがほとんだと思います。

それに名前を忘れたなんて言うことが恥ずかしかったり、申し訳ないという気持ちになっているのではないでしょうか?

だから、名前を呼ぶことは難しいのです。

そこで思いついたのが、名前を気軽に聞けるレクリエーションを行えば、きっと名前を覚えてもらえるし、名前を聞いてもいい雰囲気になるのではないかと考え、このレクを考案しました。

レクリエーションで名前を呼ぶことで安心できます。

忘れている方は自分だけじゃないと安心につながります。

自己認識につながるのでお互い名前で呼びあったほう良いのです。

準備物

紙コップ30個

ハサミ、のり、

※カッターとカッティングボードはなくても大丈夫です

作り方

最初に職員さんの顔写真を紙コップの底の部分に合わせて切る準備を行います。

マーキングは紙コップに合わせて行うと丸く切りやすいです。

このように円を描きます。

この円に沿ってハサミで切ります。

切ったら、紙コップの底の部分にこのように貼ります。

2個ずつ作ったら完成です。

こんな感じで完成です。

今回は、QOLサービスの小川ジャパンの一員の皆様にご協力いただき作成しています。※写真の引用は了解を了承済みです。

(※現場では職員さんの顔写真で作成しております。)

効果

記憶力(意味記憶、エピソード記憶、短期・長期記憶、感情記憶)、認識力、見当識、計算力などの向上

上肢機能の運動、巧緻性の向上

プレイ人数

2から4人が望ましい

プレイ時間

5分〜15分 1回あたり5分くらい

場所

フロアのテーブル

ルール

紙コップを写真のように並べます。

職員さん全員を並べるとたくさんになるので限定すること(少数にすること)をオススメします。

それに少数の方が覚えやすいからです。

5人から6人くらいが望ましいです。

記憶力のレベルに応じて3人からスタートすることも良いです。

ルール

①じゃんけんで順番を決めます

勝った方からスタートします。時計回りに進めていきます。

紙コップを縦3つ、横4つ、合計12個に並べます

②1番手の方から紙コップをめくっていきます。

外れたらもとに戻します。

この時にめくった時に名前を読み上げることが大切です。

名前を読み上げたら職員さんを探すようにキョロキョロすることで記憶力の向上になります。

③次の方がめくります。

同じ紙コップが出たら正解です。

正解しても不正解でも次の方に順番を進めます。

※連続してしないことが大事です。理由は、一人で正解していると周りの方のやる気・モチベーションが下がるからです。

③何巡かしてすべて取り終えた時点で、勝敗は手持ちの紙コップが多い方の勝ちとなります。

アレンジルール

①神経衰弱をスタートさせる前に見つけ出す職員さんを一人決めます。

その職員さん取れた方が勝ちとするアレンジルール

見つかりにくいとやる気とモチベーションが下がるので難易度を参加される方似合わせて行いましょう。

ペアで見つけても良し

一個でも見つかったら良し

などルールを工夫して楽しんでみましょう。

注意事項

ルールが覚えられずストレスになる場合はやめておきましょう。

記憶力のレベルが違って平等性が保たれるように配慮しましょう。

運まかせにできるようにルールを設定しましょう。

まとめ

高齢者レクリエーション!〇〇を使ったレクで職員さんの名前が覚えられるはいかがだったでしょうか?

名前を呼ぶことをレクにすることで、名前を間違っても良い・名前を思い出せなくても良い・名前を聞きやすい雰囲気を作ることにつながります。

反復しているうちに自然と名前で呼べるようになる方が増えます。

中にはこんな方もいます。

レク直後、職員さんの名前を呼べなくても繰り返して行うことで必ず呼べるようになります。(※個人差があります)

3ヶ月後、6ヶ月後には、名前を呼べる方が増えるし、記憶力の向上がなされている方もいます。

それに名前を呼びあうことで関係性が良くなります。

これがきっかけで信頼が築けて、良いケアに繋がりますよ。

この記事が少しでも現場で働くあなたのお役に立てたら幸いです。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

アバター

現在、デイサービスで作業療法士として働く傍らセミナー講師として県内外で活動中。アイデア1つで生活は豊かになるがモットーです。月刊デイやリハージュや活動と参加のリハビリ・訓練アイデア集に自身の生活改善のアイデア・リハビリ・レクリエーションについて寄稿。このサイトが、あなたの新しいアイデアにつながることを願っています。